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欧州株:3日ぶり上昇、2年ぶり安値から反発-銀行、自動車銘柄高い

13日の欧州株式相場は3営業 日ぶりに上昇。前日に2年ぶり安値で終了した指標のストックス欧州 600指数は反発した。銀行株と自動車銘柄が高い。

銀行株指数は3.6%の値上がり。フランスのソシエテ・ジェネラ ルとドイツ銀行の上げが目立った。自動車株ではドイツのBMWとダ イムラーがけん引役となった。ストックス欧州600指数の構成銘柄 で下落率1位は英ケアン・エナジー。油田掘削を断念し8.2%安とな った。

ストックス欧州600指数は前日比0.9%高の220.87で終了。 日中は上げ下げを繰り返した。今年2月17日に付けた年初来高値を 24%下回っている。ブルームバーグの集計データによれば、指数構成 銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)は9.2倍と、2009 年3月以来の低水準に近い。

ETXキャピタル(ロンドン)のドイツ担当セールストレーディ ング責任者、マーカス・フーバー氏は「緩慢なペースではあるが買い が入ってきている。一部の銘柄は割安な水準で取引されているため、 買わずにはいられないトレーダーがゆっくりではあるが出てきている」 と説明。「欧州の金融危機に根本的な変化がなく、米景気の足踏みが 続く限り、どんな回復も短期的になるだろう」とも話した。

この日の西欧市場では、ギリシャとアイスランド、ノルウェーを 除く15カ国で主要株価指数が上昇。ドイツのメルケル首相はドイツ のインフォラジオとのインタビューで、「最優先課題は制御を欠いた 破産を回避することだ。そのような事態はギリシャばかりでなく全て の当事者、あるいは少なくとも多数の国を巻き込む危険性が極めて高 いからだ」と発言している。

銀行株ではソシエテ株が15%高の17.90ユーロで終了し、 2010年5月以来の大幅高。一時は8.1%下げたが、同行のフレデリ ック・ウデア最高経営責任者(CEO)がブルームバーグテレビジョ ンとのインタビューで、欧州ソブリン債へのエクスポージャーは手に 負える範囲だとし、流動性のバッファーも十分だと述べたことをきっ かけに反発した。ドイツ銀は8.2%上げ23.15ユーロ。

BMWは2.1%高の51.95ユーロ、ダイムラーも2.1%上昇 して32.43ユーロでそれぞれ終了。自動車株指数は2%上昇。ケア ン・エナジーは287ペンスで取引を終えた。

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