米PIMCO:大学基金や財団向けの資産運用事業を断念-関係者

世界最大の投資信託を運用する米 パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、 大学の寄付基金や財団の資産運用を請け負う事業を断念した。事情に 詳しい4人の関係者が明らかにした。

PIMCOのファンド・オブ・ファンズ・グループは、現金比率 を迅速に引き上げられる柔軟性を維持しながらハーバード大学やエー ル大学といった潤沢な資金を抱える大学基金の長期的な投資戦略の模 倣を目指す機関投資家を顧客対象としていた。このグループはハーバ ード大の基金責任者を務めた経歴のあるモハメド・エラリアン最高経 営責任者(CEO)の下で2010年に設立されたが、投資家の呼び込 みに苦しんでいた。PIMCOとの関係を悪くさせたくないとして関 係者が匿名を条件に語った。

同グループの責任者は、ハーバード大でファンドマネジャーをし ていたマーク・タボルスキー氏(45)だった。世界最大の資産運用 会社、米ブラックロックは先週、同氏を採用したと発表。PIMCO でのグループと同じような事業の責任者を務めるという。

PIMCOの広報担当マーク・ポーターフィールド氏は、同グル ープに関するコメントを求めた電話や電子メールに対し応答していな い。タボルスキー氏にPIMCO退社について電話取材を試みたが、 返答はなかった。

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