トルコ4-6月GDP:前期比1.3%増-予想外のプラス

トルコの4-6月(第2四半期) の国内総生産(GDP)は前期比で予想外のプラスとなり、同国中 銀による追加利下げの圧力が弱まった。

トルコ統計庁が12日発表した4-6月のGDPは季節調整済み 前期比で1.3%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト6人の 予想中央値では横ばいが見込まれていた。前年同期比では8.8%増と、 予想中央値(6.3%増)を上回った。

トルコ中央銀行は先月、市場予想に反して政策金利を過去最低 の5.75%に引き下げた。主要貿易相手である欧州のリセッション (景気後退)のリスクから自国経済を保護するのが目的。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) の新興市場調査責任者、ティモシー・アッシュ氏(ロンドン在勤) は12日に電子メールで顧客向けに配布したリポートで、「トルコ経 済は依然として力強いペースで拡大している」と指摘。足元では 「短期的に追加利下げをすべきでないという強い根拠がある」と説 明した。

通貨リラはイスタンブール時間午後6時12分(日本時間13日 午前0時12分)現在、前日比0.1%高の1ドル=1.7896リラ。年 初来では14%下落し、主要な新興市場通貨の中で下落率トップ。

1-3月のGDPは前回発表の前期比1.4%増から同1.7%増、 前年同期比は11%増から11.7%増にそれぞれ改定された。