NY銅先物:一時1カ月ぶり安値-欧州債務危機、発注取り消し報道で

12日のニューヨーク銅先物相場は 一時、1カ月ぶりの安値となった。欧州のソブリン債危機が一段と深 刻化するとの懸念に加えて、銅生産で世界最大手のチリ銅公社(コデ ルコ)に一部の顧客が注文取り消しを求めたとの報道が嫌気された。

チリ紙メルクリオは、欧米のメーカーが販売鈍化が懸念されるこ とを理由に挙げ、コデルコに銅の注文のキャンセルを要請したと報じ た。

MFグローバル・ホールディングスのシニア市場ストラテジスト、 アダム・クロフェンスタイン氏は電話取材で、「ユーロ圏をめぐる懸念 がなかなか解消されない状況を受けて、銅は値下がりしている」と指 摘。「世界的なリセッション(景気後退)が起きる不安が存在する。こ れほどの規模で株式が売り込まれる場合、銅相場のトーンは弱気なも のとなる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物12月限は、前週末比3.7セント(0.9%)安の1ポンド=3.9655ド ルで終了。終値は8月22日以来初めて4ドルを下回った。一時は3.905 ドルと、8月11日以来の安値を付けた。

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