中国のイタリア投資の可能性、政府間で過去数週間協議-当局者

イタリア政府当局者は、中国当 局との間でイタリアへの投資の可能性について協議した。イタリア政 府の当局者が匿名を条件に明らかにした。

この当局者は、投資対象となる可能性のある資産の種類には言及 していない。協議は過去数週間行われたが、中国によるイタリア国債 の購入は中心議題ではなかったという。トレモンティ財務相の報道官 はコメントを控えている。イタリアは13日に最大70億ユーロ(約 7400億円)相当の国債発行入札を予定している。

中国がイタリア国債を大量に購入する見通しだと英紙フィナンシ ャル・タイムズが報じたことで、米市場の株価は取引終了間際の90 分で反発に転じた。

欧州のソブリン債危機は拡大の兆しを見せており、イタリアを巻 き込む恐れがあるとの不安が広がり、同国の国債利回りは先月、ユー ロ導入後の最高水準を更新した。ベルルスコーニ政権は、欧州中央銀 行(ECB)に流通市場での国債購入を促すため、540億ユーロ規模 の財政緊縮計画を急ぎ取りまとめたが、過去5週間で600億ユーロを 上回る欧州の国債買い入れも、イタリアの国債相場下支えにほとんど 効果を上げていない。

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