香港株(終了):ハンセン指数、昨年5月以来の安値-銀行株が安い

香港株式相場は下落。ハンセン指 数がこの1年余りの安値で引けた。世界的な金融システム混乱と経済 成長の悪化を招きかねないデフォルト(債務不履行)にギリシャが近 づいているとの懸念が高まった。

時価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングス(5 HK) は5.5%安、時価総額で英銀行2位のスタンダードチャータード銀行 (2888 HK)は4.4%下げた。売上高の大半を欧州で稼ぐ衣料小売りの エスプリ・ホールディングス(330 HK)は5.2%値下がり。

中国建設省傘下の中国海外発展(688 HK)は7.5%安。8月の不 動産販売が減少したとの発表が嫌気された。同国最大の海洋油田会社、 中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は4.3%下げた。

ハンセン指数は前週末比836.09ポイント(4.2%)安の19030.54 と、昨年5月以来の安値で終了。指数を構成する46銘柄が全て下落し た。ハンセン中国企業株(H株)指数は前週末比4.8%安の9967.86 で引けた。この日の中国本土市場は中秋節の祝日で休場。

リッチランド・キャピタル・マネジメントのマネジングディレク ター、アレックス・アウ氏(香港在勤)は「欧州の状況から世界経済 がリセッション(景気後退)に陥るリスクが一段と高まっている」と 指摘、「アジア自体は極めて健全だが、世界的なリセッションの影響を 免れることはできないだろう」と語った。

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