米セントルイス連銀総裁:追加刺激へバランスシート政策を検討

米セントルイス連銀のブラード総 裁は、米経済がここ数カ月間に減速したとの認識を示し、政策当局者 は追加の刺激策が必要かどうかを検討する必要があると語った。

総裁は9日、カナダのビジネス・ニュース・ネットワークとのイ ンタビューで、「経済はこの夏に弱くなった」と指摘。「金融当局とし ての政策の選択肢についてわれわれは非常に真剣に考える必要があ る」と続けた。

金融当局に景気回復へのモメンタム(勢い)を与える力がまだ残 されているかとの問いには、「手段が尽きたと言うつもりは私にはな い」とした上で、「大半はバランスシート政策によって可能だ」と付 け加えた。

経済成長率については、7-9月(第3四半期)と10-12月(第 4四半期)はなおも2%を上回る可能性があると指摘。「リセッショ ン(景気後退)に陥る可能性は、現時点ではごく限られている」と続 けた。住宅市場の回復については、「長く困難な道のり」になると予 想した。

8月の連邦公開市場委員会(FOMC)で反対者が出たことにつ いては、異例な経済状況と健全な議論を反映しているとの認識を示し た。

ブラード総裁は「われわれは集団思考を回避しようと努めている」 とし、「いくらか反対意見が出ても驚くことではない」と説明した。