ドイツ:8月インフレ率2.5%、速報から上方修正-燃料値上がりで

ドイツの8月の消費者物価指数 (CPI、改定値)は上昇率が速報値から上方修正された。エネル ギー価格の上昇が影響した。

ドイツ連邦統計庁が9日発表した同指数は、欧州連合(EU) 基準で前年同月比2.5%上昇と、7月の2.6%上昇からは伸びが 鈍化した。8月29日に発表された速報値は2.4%上昇だった。指 数は前月比では横ばいと、速報値の0.1%低下から改定された。

原油価格は過去1年間に20%上昇し、家計を圧迫している。 それでも、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は8日、政策金 利を1.5%で据え置き、ECBは「中期的な物価動向見通しへの リスクはおおむね均衡していると考えている」と言明した。

ドイツ・ポストバンクのエコノミスト、ハインリッヒ・バイエ ル氏(ボン在勤)は「インフレのピークは過ぎた」と指摘。「ユー ロ圏の景気減速で物価上昇圧力が抑えられ、ECBは様子見を続け ることができる。ECBは来年末まで政策金利を据え置くだろう」 と述べた。

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