来週のNY原油先物相場:50%が下落予想-世界経済の減速懸念で

来週のニューヨーク原油先物相 場は下落するようだ。世界経済の減速懸念が強まっている。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト28人を対象に実施した 調査では、14人(50%)が来週の原油先物相場は下落すると予想。 上昇を予想したのは7人(25%)だった。横ばい予測も7人。先週 は50%が下落を予想した。

経済協力開発機構(OECD)は8日、日米の経済成長率見通し を下方修正した。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長 は経済見通しに対するリスクが高まっていると述べた。欧州中央銀行 (ECB)のトリシェ総裁もユーロ圏経済の「下降リスク」が強まっ ていると述べた。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)の エネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「需要は弱いままだ。 価格が高止まりしているうちは、需要は増えないだろう」と述べた。

2日までの4週間の総石油製品供給は平均で1.2%減の日量1940 万バレルと2週連続で減少した。その前は4週連続で増加していた。

2004年4月の調査開始以来、相場の方向性を正しく予測した確 率は48%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木 曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通 しを問う調査を実施している。