米国土安全省が同時テロ10年で信頼できる情報入手-NYは警戒体制

米国土安全保障省は8日、同時多発 テロから10年を迎える11日を前に、「未確認だが、具体的かつ信頼で きる脅威情報」を得ていると発表した。同省のチャンドラー報道官が 声明で明らかにした。

匿名の米政府当局者1人は、今回の脅威は、国際テロ組織アルカ イダの支援により11日かその前後にニューヨークかワシントンを標 的とした攻撃が行われる可能性が懸念されていると述べた。同当局者 によると、情報当局は、交通のハブ施設や要所を狙って自動車による 攻撃が行われる可能性があるとみており、乗用車やトラックを使った 自動車爆弾以外の手段が選ばれることもあり得ると警戒している。

別の匿名の情報当局者は、今回の情報がまだ精査されていないと 述べた。

ホワイトハウスの発表によると、オバマ米大統領は同日、この脅 威に関して説明を受け、テロ対策担当当局に対して取り組みを一層強 化するよう指示したという。

情報当局者は、アルカイダが長年にわたって重要な節目や象徴的 な目標物への関心を示してきたと指摘し、今回の情報はほぼ信用でき ると話した。

ニューヨークのブルームバーグ市長は8日、同時テロ10年の9月 11日前後に同市へのテロ攻撃が計画されている可能性があるとの信 頼できる情報を受けて警戒体制を強化することを明らかにした。

同市長は同日の会見で、「テロリストにとって10年の節目はテロ 攻撃の絶好の機会だ」と指摘、「今後数日間は厳しい警戒体制を敷かな ければならない」と述べた。