イタリア4-6月GDP:前期比0.3%増にとどまる-内需低迷(1)

イタリア経済の4-6月(第2四 半期)はプラス成長を維持したものの、低い伸びにとどまった。輸出 鈍化と国内需要の低迷が背景で、債務削減を目指した緊縮策はイタリ ア景気を損ねるとの懸念が強まった。

イタリア国家統計局が9日発表した第2四半期の国内総生産(G DP)改定値は前期比0.3%増となった。先月5日公表の速報値と一 致した。前年同期比では0.8%増加した。1-3月(第1四半期)は 前期比0.1%増だった。

第2四半期の輸出は前期比0.9%増と、第1四半期の1.1%増 から伸びが鈍化。家計消費は0.2%増えた(第1四半期は0.1% 増)。

イタリアの株式相場と国債相場は下落した。同国株の指標である FTSE・MIB指数はミラノ時間午前10時50分現在、約1.9% 安となった。イタリア国債10年物の利回りは10ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇し5.372%。

経済協力開発機構(OECD)は8日公表の報告で、イタリアの 経済成長率は7-9月(第3四半期)に0.1%のマイナス成長となっ た後、10-12月(第4四半期)はプラス0.1%になるとの予想を示 した。イタリア上院は7日に、付加価値税率引き上げや高所得層への 増税などを盛り込んだ540億ユーロ(約5兆8000億円)規模の緊 縮策の修正案を承認した。

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