米社債保証コスト上昇、欧州の銀行への懸念で-CDS取引

8日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。欧州の ソブリン債危機が銀行を通じて米金融システムに波及する恐れがある との不安が広がった。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後4時18分(日本時間9日午前5時18分)現在、3ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の124.6bp。

ソシエテ・ジェネラルの信用ストラテジスト、フアン・エステバ ン・バレンシア氏によれば、欧州の銀行が保有するソブリン債の評価 損が予想を上回る可能性があるとの懸念が強まり、社債保証コストが 上昇した。

同氏は「欧州の銀行をめぐる状況を市場参加者らは非常に懸念し ている」と指摘。「欧州の一部の銀行について、債務を抱える国による 救済が困難な状況の下で、ソブリン債に巨額の損失が発生すればどう なるかという不安が広がっている」と説明した。

米複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)の金融部門、G Eキャピタルと米ケーブルテレビ(CATV)運営会社タイムワーナ ー・ケーブル(TWC)の社債保証コストが上昇。CMAによれば、 TWCのCDSスプレッドは7.8bp上昇の165.9bp。GEキャピタ ルは12.7bp上げて258.8bp。

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