米ガートナー、世界のPC出荷台数の伸びを下方修正-11年は3.8%増

米調査会社ガートナーは、今年と来 年の世界パソコン(PC)出荷台数の伸びが従来予想を下回る見通し を示した。

ガートナーは8日にウェブサイトで、2011年の出荷台数を前年比

3.8%増の3億6400万台と予想。12年の伸びは10.9%と予測した。従 来予想は今年が9.3%増、来年が12.8%増だった。

ガートナーの調査ディレクター、ランジット・アトワル氏は、米 国や西欧で「経済見通しの悲観論が広がり、消費者や企業のセンチメ ントが悪化している」と指摘。若者は入門用あるいはメーンの機器と してPCを購入してはいないと述べた。別の調査ディレクター、ジョ ージ・シフラー氏は、タブレット型コンピューターやモバイル機器が PC需要を切り崩している上に、ヒューレット・パッカード(HP) によるPC部門の売却ないしスピンオフ(分離・独立)の可能性から、 従来型ビジネスモデルの衰退が示されていると述べた。