スウェーデン地裁:サーブ・オートの資産保全を拒否-破綻不可避か

スウェーデンの裁判所は8日、 同国の自動車メーカー、サーブ・オートモービルが資産保全を求め た申請を退けた。同社従業員や部品供給会社が賃金や代金の支払い を求めており、64年の歴史を持つサーブが破綻に至るリスクが高 まっている。

ベーネルスボリ地方裁判所は、自発的な会社更生を目指したサ ーブの7日の申請を退けた。サーブは労働組合による同社の破産申 し立てを回避するとともに、生産再開の資金を調達するための時間 を得るため、裁判所の保護を申請していた。サーブは裁判所の決定 に対して上訴する方針を示している。

米自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)が、傘下に あったサーブの清算を決めた2009年以降、サーブが裁判所の下で の会社更生を申請したのは2回目。GMは昨年2月に現金と株式を 合わせ約4億ドル(約310億円)でオランダのスパイカー・カー ズにサーブを売却した。同社の総従業員数は世界全体で3600人。

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