香港株(終了):下落、中国の利上げ懸念広がる-百麗国際が安い

香港株式相場は下落。中国経済指標 の発表を控え、ハンセン指数が3日ぶりに値下がりした。中国当局が インフレ抑制に向け利上げに踏み切るとの懸念が広がった。

婦人靴販売の百麗国際(1880 HK)は8.5%安。同社は経営幹部の 一部が自社株の売却を計画していると発表した。時価総額で中国最大 の銀行、中国工商銀行(1398 HK)は1%下落、同3位の中国農業銀行 (1288 HK)は0.6%値下がり。証券時報は、中国人民銀行(中央銀行) が今月か来月に利上げに踏み切る可能性があると報じた。

食肉製造・販売の中国雨潤食品集団(1068 HK)は16%の大幅安。 同社製品の一部に添加剤が使用されているとの報道が嫌気された。携 帯電話サービスのチャイナ・モバイル(中国移動、941 HK)も売られ た。

ハンセン指数は前日比135.18ポイント(0.7%)安の19912.82 で終了。騰落銘柄比率は上昇1に対し下落が約3。ハンセン中国企業 株(H株)指数は前日比0.4%安の10499.89で引けた。

第一上海証券のチーフストラテジスト、ライナス・イップ氏(香 港在勤)は、9日発表の中国消費者物価指数(CPI)を前に投資家 は様子見姿勢を取っていると指摘、「前日の相場上昇でいくらか利益確 定の動きが出ている。世界景気の先行きに市場参加者はなお慎重だ」 と語った。

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