ECB、FRB、英中銀、日銀がG7で「協調緩和」も-モルガンS

欧州中央銀行(ECB)と米連邦 準備制度理事会(FRB)、イングランド銀行(英中央銀行)、日本 銀行は早ければ今週の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、 成長てこ入れと株価下支えに向けた協調行動を取る可能性があると、 モルガン・スタンレーが指摘した。

モルガン・スタンレーのロンドン在勤エコノミスト、マノジ・プ ラダン、ヨアヒム・フェルズ両氏は7日の投資家向け文書で、「低成 長と資産市場低迷の負の連鎖は金融政策緩和の協調行動の可能性を高 める」と指摘。「市場と景気を支える仕事」は中央銀行の肩にかかっ ていると記している。

欧州財政危機の脅威と米景気回復の鈍化が市場を揺るがす中で、 中銀に金融緩和を求める声は高まっている。FRBとECB、イング ランド銀は2008年の金融危機時に世界の他の4中銀とともに協調利 下げを実施した。

モルガン・スタンレーは中銀が再び協調緩和に踏み切り、今回は 利下げと量的緩和を組み合わせるのではないかとみている。電子メー ルでのリポートでは「他の中銀と一緒ならできるという戦略的な相互 補完性が、単独よりも協調での行動を容易にする」と分析している。

G7は9日からフランスのマルセイユで開催される。

協調緩和の場合FRBとECB、イングランド銀、日銀は全て参 加するだろうとモルガン・スタンレーは指摘。FRBについては「超 過準備の金利をゼロにすることやバランスシートに関する何らかの政 策を発表することが考えられる」とし、ECBは中銀預金金利かオペ の最低応札金利、あるいはその両方を引き下げることや市中銀行への 資金供給の追加措置を発表することができ、日銀とイングランド銀は 量的緩和の拡大措置を取ることが可能だと説明した。

-Editors: Jennifer M. Freedman, Simone Meier

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