米フェデックス、ボーイングとエアバスから貨物機購入を検討-関係者

貨物航空最大手の米フェデックスは 保有機の刷新に向けて、航空機メーカーの米ボーイングと欧州エアバ スから広胴型貨物機を購入するかどうかを検討している。事情に詳し い関係者3人が明らかにした。

公表する権限がないとして関係者1人が匿名で語ったところでは、 実現すれば受注は50機程度となる見通しで、ボーイングの「767」と エアバスの「A330」を中心に検討しているという。関係者2人によれ ば、フェデックスの取締役会が8日の会議で受注を検討する可能性は あるものの、最終決定は数カ月先になる見込みだ。

表示価格ではボーイングの貨物専用機「767-300」が1億6770 万ドル、エアバスの「A330-200」が2億360万ドルだが、顧客割引を 考慮すると、購入規模は数十億ドルに上る可能性がある。

エアバスの米広報担当クレイ・マコネル氏とボーイングのティ ム・ベーダー氏は、フェデックスとの協議について共にコメントを控 えた。フェデックスの広報担当ジム・マクラウスキー氏は「社の方針 として、市場のうわさや憶測に関してコメントしない」と述べた。

フェデックスの保有航空機数は5月時点で、計688機。内訳はボ ーイング機276機、エアバス機124機などとなっている。