米NY市の通勤者:交通渋滞に巻き込まれるより眠りたい-IBM調査

米ニューヨーク市の通勤者は、交 通渋滞に巻き込まれる代わりに睡眠や家族と過ごしたり運動したりする のに時間を使いたいと考えていることが、コンピューターサービス最大 手、米IBMの年次調査で明らかになった。

ニューヨーク市は通勤に苦痛を感じる都市の調査で15位となった。 この調査は、通勤に伴う感情的および経済的負担を基準にしている。昨 年、北京と共に最も負担が大きい都市となったメキシコ市が今年も同位 置だった。調査結果は8日に発表された。

通勤時間を何に使いたいかとの質問には、ニューヨーカーの23% が勤労と答え、この割合は昨年の10%から増えた。運動と答えたのは 49%、睡眠は39%、家族と過ごすと回答したのは54%だった。

IBMのインテリジェント・トランスポーテーション担当責任者の ナビーン・ラムバ氏は調査結果について電話インタビューで「通勤者の フラストレーションとストレスという意味では、概して昨年より強くな っている」と指摘。「量を減らしても通勤には苦痛を感じており、いわ ば苦痛は増えている」と述べた。

メキシコ市の片道の平均通勤時間は通常40分。調査対象となった ドライバーのうち57%が過去3年間に渋滞に2時間巻き込まれたこと があると答えた。

ニューヨークの場合、通常の通勤時間は平均30分。20都市の平均 は33分だった。

通勤の苦痛が最も少なかったのはモントリオールで、昨年の片道の 通勤時間は平均29分。

北京は、最も苦痛を伴う都市とされた昨年の位置付けから2つ改善 した。IBMによると、中国政府は昨年、北京の輸送インフラの改良に 向け800億元(約9700億円)を投資した。

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