レーン欧州委員:欧州経済の成長見通しは悪化、一層の鈍化へ

欧州連合(EU)の行政執行機関、 欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は7日、EUの経済見通 しなどについて欧州議会や記者団に対し以下の通りコメントした。

「今年前半は緩やかに回復したが、最近はペースが鈍化している。 1-3月(第1四半期)国内総生産(GDP)は前期比0.8%増と力 強い伸びを見せたが、その後4-6月(第2四半期)は同0.2%増に 減速した。さらに、ユーロ圏の短期的な指標からは一層の成長鈍化が 示されている」

「全般的に見て、短期的な成長見通しは春の見通しに比べて幾分 悪化した。一方で、一時的な減速は多年にわたる景気回復局面では異 例ではない。金融危機の影響で民間・公共セクターでレバレッジ解消 が引き続き必要であるだけに、このような控えめな回復は驚きではな い」

「金融市場のストレスは夏の間に高まり、かなり不安定な動きや 動揺につながった。金融市場の逆境はユーロ圏にとって本物の試練だ。 状況は深刻だ。域内銀行セクターに資金調達圧力も高まっている」

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