三菱重などプラント株高い、インフラ事業拡大やテーマ性を評価

三菱重工業や川崎重工業、日揮など プラント関連銘柄が高い。みずほ証券では、社会インフラ事業の受注 拡大から三菱重の業績予想を増額したほか、川崎重も円高による業績 下振れリスクを織り込んだと分析。それぞれ投資判断を引き上げた。 また、ドイツ証券ではガス黄金時代の到来を予想し、プラント各社に 注目するリポートを作成した。

三菱重株は前日比3.2%高の322円、川崎重は3.2%高の224円、 日揮は2.6%高の2189円まで上昇。千代田化工建設は2.1%高の838 円まで買われた。三菱重は東証1部の売買代金上位に並ぶ。

みずほ証の若栄正宣アナリストは、三菱重に関する7日付リポー トで、想定為替レートを1ドル=83円から78円へと円高方向へ見直 した上で、原動機事業では国内では震災によるガスタービンの緊急供 給、海外でも先進国を中心にガスタービン発電設備の需要増が期待さ れると指摘。連結営業利益予想を2012年3月期は1220億円、13年3 月期1660億円へ上方修正。14年3月期は、1997年3月期以来の最高 益が射程に入ると試算している。

同証では、三菱重の投資判断を「ニュートラル」から「アウトパ フォーム」としたほか、川崎重についても「アンダーパフォーム」か ら「ニュートラル」へ引き上げた。

ドイツ証では、シェールガスの台頭や新興国の需要拡大、原子力 発電所事故などから、ガス黄金時代でのエネルギー機械に関するリポ ートを7日付で作成。日本が技術で世界をリードする分野とし、三菱 重や日揮、千代建などを紹介している。

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