米財務省当局者:欧州に債務危機拡大阻止で断固たる措置促す

米財務省当局者は7日、欧州各国 の指導者がソブリン債務危機の拡大阻止で断固たる措置を取るよう 促した。仏マルセイユでの7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7) を2日後に控え、電話会見で語った。

同当局者は欧州でのより堅固なファイアウォールの確立を求め たが、それ以上具体的には述べなかった。G7について公的に発言 する権限がないとして匿名を条件に語った。

ガイトナー財務長官は経済成長と雇用、金融の安定がテーマと なる9、10両日のG7に出席する。G7ではリビアの代表者も出席 する見込みで、中東・北アフリカの民主化移行に向けた取り組みも 協議する。

同当局者は銀行・ソブリン債問題が引き起こした混乱に対する 欧州の取り組みを米国が支援すると語った。中国については、為替 相場をより速いペースで調整することができると指摘した。

ブルッキングス研究所の上級研究員でコーネル大学教授のエス ワール・プラサド氏は欧州の債務危機が米景気回復の足を引っ張っ ているとみている。同氏は「債務危機が早期に収拾し、大規模な構 造・財政改革が実現しない限り、欧州の成長見通しは低調だ。欧州 は依然として米国の主要な輸出市場の1つであり、米国は安心でき ない」と指摘した。

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