NY原油(7日):反発、4週ぶり大幅高-メキシコ湾の低気圧警戒

ニューヨーク原油先物相場は4週 間ぶりの大幅高。悪天候の影響でメキシコ湾岸での生産が減少する恐 れが出ていることが背景。同地域では先週の熱帯暴風雨上陸による設 備閉鎖で、在庫が減少したもようだ。

メキシコのカンペチェ湾の低気圧は勢力を強めている。ブルーム バーグがまとめた調査によると、エネルギー省が発表する先週の原油 在庫は熱帯性暴風雨「リー」による生産設備閉鎖を背景に200万バ レル減となる見通し。オバマ米大統領が3000億ドル強の刺激策を発 表するとの観測も原油買いの材料となった。

BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズ(ニューヨーク) のブローカー、トム・ベンツ氏は「新しい低気圧が勢力を増しており、 それが相場を押し上げている」と指摘。「米石油協会(API)やエ ネルギー省の統計では多分、原油在庫の落ち込みが示されるだろう。 オバマ大統領が演説で追加刺激策を発表するとの楽観も広がっている」 と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比3.32ドル(3.86%)高の1バレル=89.34ドルで終了。先月 10日以来の大幅上昇となった。

To contact the editor responsible Dan Stets at dstets@bloomberg.net.

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