ドイツ:7月の鉱工業生産指数、前月比4%上昇-約1年ぶり大幅増

ドイツでは7月の鉱工業生産が1 年余りで最大の伸びとなった。夏休みが例年より遅く始まったことが 生産増につながった。

独経済技術省が7日発表した7月の鉱工業生産指数は、前月比 4%上昇と、2010年3月以降で最大の伸びとなった。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の予想中央値は0.5%上 昇だった。前年同月比(営業日数調整後)では10.1%上昇した。

6月は前月比1%低下(改定前=1.1%低下)、前年同月比

6.6%上昇(同6.7%上昇)に修正された。

ウニクレディトMIBのドイツ担当チーフエコノミスト、アン ドレアス・リース氏(ミュンヘン在勤)は「ドイツ企業は高い水準の 受注残高を抱えていることから生産を続けるだろう」と述べ、「総じ て受注取り消しはないようだが、金融市場での不透明感が続けば、一 部企業は投資を先送りする可能性がある」と続けた。

7月の生産は消費財が前月比2.5%増となった。前月は1.1% 減だった。耐久消費財が15.4%増えたほか、投資財は7.5%増、中 間財は2.3%増加した。

経済技術省は、生産増加は7月の学校休日数が少なかった事情で 「誇張された」と説明。鉱工業生産の見通しについては引き続き「良 好」なものの、リスクは高まったとの認識を示した。

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