【今日のチャート】アジアの中銀、金利据え置きへ-金利スワップ示唆

アジア各国の中央銀行が8日開く政 策決定会合で利上げを控えるとの見方が投資家の間で広がっている。 世界的な景気見通しの悪化で地域の経済成長が脅かされていることが 背景だ。

今日のチャートは、市場予想を下回る米国内総生産(GDP)統 計が7月29日に発表されて以後、1年物のオンショア金利スワップ が韓国(白)とマレーシア(水色)、フィリピン(赤)で低下傾向に あることを表している。米労働省が今月2日発表した8月の雇用統計 では、同国の雇用の伸びが止まったことが示された。

BNPパリバの通貨・金利ストラテジスト(シンガポール在勤)、 ジャスミン・ポー氏は「世界的な景気懸念とユーロ圏の債務問題でア ジアの各中銀は今週、政策金利を据え置く」と予想、米連邦準備制度 理事会(FRB)の政策対応は「効果が薄くなりつつあり、欧州の今 の混乱の解決策にならないだろう」と付け加えた。

ブルームバーグ・ニュースが別々に実施したエコノミスト調査に よれば、韓国とマレーシア、フィリピンに加えインドネシアの中銀は いずれも政策金利据え置きが見込まれている。