スペイン:一部の国の財政赤字対応めぐる動揺を「懸念」-公共事業相

イタリアやギリシャといったユーロ 加盟国が財政赤字対応で動揺していることで債券市場の不安定感を招 いていることをスペインは「懸念」している。同国のブランコ公共事 業相が指摘した。

同相は6日にテレビ局テレシンコの番組で、ギリシャとイタリア の緊縮財政策をめぐる対応に言及し、「一部の国は極めて厳しい状況に あり、目標達成に向かっていないためわれわれは非常に心配している」 と述べた。

欧州債務危機の深刻化は各国政府に財政赤字削減の拡大を促して おり、消費者の需要が損なわれるとともに成長見通しが悪化している。 4-6月(第2四半期)のユーロ圏経済成長率は前期比0.2%と、前期 の0.8%から鈍化。欧州中央銀行(ECB)の金融政策をモニターして いるエコノミストらで構成する「ECB影の委員会」は先週、リセッ ション(景気後退)入りを回避するため今年は利上げから利下げに方 向転換するよう求めた。

同相は、欧州諸国の財政赤字対応が逆戻りするとの見通しは「ス ペイン債券を購入する市場の判断を左右し、不安定感を生み出してい る」と語った。

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