ブラジル株:3週間ぶり大幅高-米経済指標や国内インフレ統計を好感

6日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反発し、3週間ぶりの大幅高となった。米サービス 業の景況感を示す指数が予想を上回ったことや、ブラジルの8月のイ ンフレ率が市場予想とほぼ一致したことが手掛かり。

ボベスパ指数は前日比2.9%高の56607.30と、8月11日以来の 大幅高で終了。同指数構成銘柄のうち値上がりは66銘柄、値下がりは 2銘柄。通貨レアルは0.8%安の1ドル=1.6581レアル。7日の同国 株式市場は祝日のため休場となる。

投資家の利下げ期待から住宅建設株と小売株が高い。MSCIブ ラジル指数を構成する10業種中では一般消費財の指数が上落率トッ プとなった。住宅建設のブルックフィールドは6.4%高。衣料小売り のロジャス・レナーは5.8%値上がり。ブラデスコ・コレトラが同社 株の投資判断を「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」 に引き上げたことが材料視された。

米供給管理協会(ISM)がこの日発表した8月の非製造業総合 景況指数は53.3と、前月の52.7から上昇した。ブルームバーグ・ニ ュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は51だった。

マクシマ・アセット・マネジメント(リオデジャネイロ)の運用 担当者フェリピ・カソチ氏は、「米ISM指数は予想を上回った。最近 の米経済指標があまり良くなかったため、投資家は皆こうした数字を 期待していた」と話した。

ブラジル地理統計院がこの日発表した同国の8月の拡大消費者物 価指数(IPCA)は前月比で0.37%、前年同月比で7.23%それぞれ 上昇。ブルームバーグがまとめたアナリスト40人の予想中央値は前月 比0.36%上昇だった。

投資銀行BTGパクチュアルが「買い」推奨」したブラデスコ銀 行(3.8%高)、ブラジル銀行(1.6%高)、イタウ・ウニバンコ・ホー ルディングス(1.8%高)など金融株も高い。