香港株(終了):上昇、欧州株高を好感-エスプリや江西銅業が高い

香港株式相場は上昇。ハンセン指数 は一時1.7%安まで下げたものの、引けにかけて値を戻した。この日 開催されるドイツとフィンランド、オランダの財務相会合が欧州債務 危機への取り組みを後押しする可能性があるとの楽観的な見方を受け、 欧州株が高く始まったことが好感された。

売上高の80%強を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディ ングス(330 HK)は4.9%高。時価総額で欧州最大の銀行、英HSB Cホールディングス(5 HK)は一時3.5%安まで売られたが、1.8%安 まで下げ幅を縮小して引けた。中国最大の産銅会社、江西銅業(358HK) は0.2%高。一時は3.8%安まで下げた。

中国の携帯電話サービス最大手、チャイナ・モバイル(中国移動、 941 HK)や中国建設銀行(939 HK)も買われた。

プラティパス・アセット・マネジメント(シドニー)のドン・ウ ィリアムズ最高投資責任者(CIO)は「政治関連の材料は判断が難 しい」とした上で、「午前の欧州で株価は大きく上昇するかもしれない が、米国絡みで午後に相場が崩れる可能性がある」と述べた。

ハンセン指数は前日比94.10ポイント(0.5%)高の19710.50で 終了。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.5%高の10347.04で引 けた。