アジア株:下落、欧州危機深刻化の兆候を嫌気-銀行株に売り

6日のアジア株式相場は下落。指 標のMSCIアジア太平洋指数が、終値ベースの年初来安値から1% 未満の水準まで下げている。欧州諸国が域内のソブリン債危機の波及 を阻止できない恐れがあるとの懸念から、世界経済の見通しが悪化し た。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で欧州のソブ リン債と金融債の保証コストが過去最高を更新する中、三菱UFJフ ィナンシャル・グループが値下がり。時価総額でオーストラリア3位 の銀行、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)はシドニー市場 で2.8%下げた。世界最大の鉱山会社、英・豪系BHPビリトンは商 品相場の下落を嫌気して2.2%安。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時43分現在、前日 比1.7%安の118.69。このまま推移すると3営業日続落になる。騰 落銘柄比率は、上昇1に対し下落が約6。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト、ネーダ ー・ナエイミ氏(シドニー在勤)は「持続性のある解決策を欧州当局 が策定できるかどうかはっきりするまで、ボラティリティ(変動性) は高水準にとどまる公算が大きい」と語った。

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