米10年債利回り、半年内に1.5%割れの可能性-みずほ投信の竹井氏

みずほ投信投資顧問の竹井章外国債 券運用部長は、米10年債利回りは半年以内に1.5%を下回る可能性が あるとの見通しを示した。6日の電話インタビューで明らかにした。

竹井氏は6月のインタビューでは、米10年債利回りは数カ月内に

2.4%台まで下落すると述べ、その後の米債相場上昇の動きを言い当て た。同利回りは8月4日には2.4%台を付け、この日は過去最低の

1.9066%となった。

米連邦準備制度理事会(FRB)は8月の公開市場委員会(FO MC)後の声明で、現行の実質ゼロ金利政策を少なくとも2013年半ば まで継続する方針を表明。米2年債利回りはこの日、0.196%と、フェ デラルファンド(FF)金利の誘導目標「0-0.25%」内に収まって いる。

竹井氏は「13年まで利上げしないということは、オーバーナイト 金利だけでなくて、2年金利までのところの利回りがある必要がない と言っているのと同じ」だとし、「イールドカーブをつぶす働き、長期 債にとってサポートになるような形だと思う」と指摘した。

そのうえで、同氏は「まだそこの本当の意味合いをマーケット参 加者が十分に織り込めているかというと、まだできていない人もいる と思う」と述べたものの、時間の経過とともに「浸透してくる」と話 した。