【テクニカル分析】長期金利は0.90%を試す展開へ-フィボナッチ

マスミューチュアル生命保険運用戦 略部の嶋村哲金利統括グループ長は、長期金利はフィボナッチ数列の

76.4%戻しの水準である0.945%を下回れば、次の低下めどとして昨 年10月末以来の0.90%を試す展開になるとの見方を示した。

長期金利は、昨年10月6、7日に付けた直近の最低水準0.82% から今年2月9日には直近最高水準の1.35%まで上昇した。しかし、 その後は低下に転じて、61.8%戻しの水準(1.022%)を割り込んでい る。6日には2週間ぶりに1%を下回り、一時0.985%まで低下した。

嶋村氏は、長期金利について、フィボナッチ数列の76.4%戻しの 水準である0.945%を下抜けると予想。その場合、「米長期金利が最近、 過去最低水準を更新していることから、日本も0.90%まで低下する可 能性がある」と述べた。米長期金利は6日、一時1.91%まで低下し、 過去最低水準を記録した。

もっとも、嶋村氏は、「米連邦公開市場委員会(FOMC)を20、 21日に控えて、動きづらいこともあり、全戻しの水準である0.82%ま では行かないと思う」とも語った。

フィボナッチ分析は、相場が高値と安値の間を分割したフィボナ ッチ比率(0%、23.6%、38.2%、50%、61.8%、76.4%、100%)に 応じて上下の値動きをするという理論に基づいている。

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