米国債相場が上昇、10年債利回り過去最低に-株安で需要拡大(1)

米国債相場はアジア時間6日の 取引で上昇、10年債利回りが過去最低に達した。世界的な株安の流 れを受け、比較的安全とされる国債の需要が高まっている。

ゴールドマン・サックス・グループは、米連邦準備制度理事会 (FRB)が米経済を支えるため追加対策を打ち出す必要があると し、20、21両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で長期国債を買 い入れる方針を示すとリポートで指摘した。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによれば、米10 年債の利回りは日本時間6日午前10時8分現在、7ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下し1.92%。利回りは一時、

1.9066%と過去最低を記録した。同10年債(表面利率2.125%、 2021年8月償還)の価格は5/8上昇し101 7/8。

ゴールドマン・サックス・インターナショナルのチーフエコノ ミスト、ジャン・ハッチウス氏は5日のリポートで、「2日発表さ れた8月の米雇用統計は米経済の勢いがなくなったことを裏付けた。 FRB当局者はこれに対応する可能性が高い。FRBが期間の短い 国債を売却し長期の国債を買い入れることで、保有する米国債の年 限を長めとすると見込んでいる」と説明した。

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