英国債:上昇、2年債利回り過去最低-量的緩和再開への観測強まる

5日の英国債相場は上昇し、2年 債利回りが過去最低を更新した。経済統計で雇用見通しの悪化が示さ れたほか、サービス業の活動を示す指数が10年余りで最大の下げと なったことから、追加刺激策の観測が強まった。

ゴールドマン・サックス・グループは、イングランド銀行(英中 央銀行)が量的緩和策を「数カ月以内」に再開するとの見通しを示し た。政策金利については2013年までの据え置きを見込んでいる。

ラボバンク・インターナショナル(ロンドン)のシニア為替スト ラテジスト、ジェーン・フォリー氏は、「過去数週間で量的緩和観測 が勢いを増した」と述べた。

ロイズ・コーポレート・マーケッツによれば、雇用見通しに対す る9月の消費者信頼感指数はマイナス66と、8月から13ポイント 低下し、2月以来の低水準となった。マークイット・エコノミクスと 英国購買部協会(CIPS)が発表した8月のサービス業PMI指数 は51.1と、7月の55.4を下回った。

10年債は3営業日続伸。利回りは前週末比14ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)低下の2.31%。2年債利回りは

0.55%でほぼ変わらず。一時は0.494%まで下げ、ブルームバーグ がデータ集計を開始した1992年以来の最低をつけた。