香港株(終了):下落-米雇用統計で景気先行き懸念高まる

香港株式相場は下落。ハンセン指 数が2週間ぶりの大幅安となった。8月の米雇用統計で非農業部門雇 用者数が前月比変わらずとなったことで、米経済がリセッション(景 気後退)に陥る恐れがあるとの懸念が高まった。

衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は3.2%安。 商品相場の値下がりを受けて、中国最大の産銅会社、江西銅業(358 HK)が4.3%下落、アルミニウムメーカーのチャルコ(中国アルミ、 2600 HK)は3.5%下げた。

中国最大の海洋油田会社、中国海洋石油(CNOOC、883 HK) は9%の大幅安。本土の油田1カ所での生産停止に伴い、純産出量が 減少するとの発表が嫌気された。

中国工商銀行(1398 HK)は4.7%安。中国当局が預金準備率を 引き上げる可能性があるとの観測がマイナス材料。中国建設銀行(939 HK)も3.7%下げた。

ハンセン指数は前週末比596.51ポイント(3%)安の19616.40 と、下落率は先月19日以降で最大。指数を構成する46銘柄のうち 45銘柄が下げた。8月のHSBC中国サービス業購買担当者指数(P MI)が過去最低に低下したことも響いた。ハンセン中国企業株(H 株)指数は前週末比3.4%安の10299.17で引けた。

ユーラーヘルメスACIの米国担当チーフエコノミスト、ダン・ ノース氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、米雇用統 計について「恐ろしい内容だった」と指摘、「雇用が減少すれば、現 時点でそれに極めて接近しているが、既にリセッションに入っている ことを意味する」と語った。

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