中国株(終了):下落-中国サービス業活動指数と米雇用統計を嫌気

中国株式相場は下落。上海総合指数 がほぼ1年2カ月ぶりの安値を付けた。8月の中国サービス業活動指 数が過去最低に低下したことや、米雇用統計で非農業部門雇用者数が 前月比変わらずとなったことから、世界経済の成長が失速しつつある との懸念が強まった。

中国のセメントメーカー、安徽海螺水泥(600585 CH)は10%の 大幅安。8月のHSBC中国サービス業購買担当者指数 (PMI)が

50.6と、7月の53.5から低下したことが響いた。同業の華新水泥 (600801 CH)も10%下げた。

中国最大の石油会社、ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は 上場来安値を更新。産銅最大手の江西銅業(600362 CH)は1カ月ぶり の大幅安となった。米雇用統計が嫌気された。

深圳発展銀行(000001 CH)も値下がり。上海証券報は、上場銀行 14行に対する預金準備の要件が、今後半年で約7000億元(約8兆4200 億円)引き上げられる可能性があると報じた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前週末比49.54ポイント(2%)安の2478.74と、 2010年7月19日以来の安値で終了。上海、深圳両証取のA株に連動 するCSI300指数は前週末比2.1%安の2743.82。

国泰君安証券のストラテジスト、チャン・ハン氏は「中国当局の 引き締め策が経済成長に打撃を与えている」と指摘、「インフレのよう な中国の国内問題をめぐる懸念に加え、米経済の減速は投資家を一段 と悲観的にさせる。相場は短期的に下落基調を継続するだろう」と述 べた。