中国の12年成長率見通し、8.4%に下方修正-CICC

中国国際金融(CICC)は、中国 の2012年の国内総生産(GDP)伸び率予想を従来の8.7%から8.4% に下方修正した。世界経済の弱さを理由に挙げた。11年の成長率見通 しは9.2%で据え置いた。

CICCのチーフエコノミスト、彭文生氏率いるアナリストらは 5日付の調査リポートで、12年のインフレ率予想も従来の3.8%から

3.6%に引き下げた。輸入インフレ圧力が緩和し、経済成長が鈍化する との見通しが背景。今年のインフレ率については、食品価格が予想を 上回って上昇していることから、従来予想の平均5.2%から5.5%に引 き上げた。

さらに、中国当局は「相対的に引き締め的な金融政策」を維持す る公算が大きく、不動産市場の抑制策を緩めないだろうと指摘。当局 は年内にもう1回の利上げを実施する可能性があり、9月ないし10 月に行う公算大との見通しを示した。

また、最近の人民元の対ドルでの上昇は、ドル安が主因だとした 上で、人民元高は不動産バブルの膨張につながるため、短期的に相場 が大幅上昇する公算は小さいと指摘した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 藤田比呂子 Hiroko Fujita +81-3-3201-8662 hfujita2@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nerys Avery at +86-10-6649-7558 or navery2@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE