NY金(2日):上昇、4週ぶり大幅高-弱い米雇用統計で質への逃避

ニューヨーク金先物相場は急伸。 約4週間ぶりの大幅高だった。8月の米雇用統計で非農業部門雇用者 の伸びが止まり、質への逃避で金が買われた。

失業率は前月と同じ9.1%。非農業部門雇用者数はこれで、 2010年10月から始まった増加トレンドに終止符を打った。金相 場は2008年末から2倍以上に値上がりし、先月はオンス当たり

1917.90ドルの最高値を記録した。世界各国政府が債務問題を抱 え、米国の借り入れコストが過去最低水準で推移する中、インフレ ヘッジとしての金の魅力が高まった。

カバナント・インベスターズのスティーブ・シェーファー最 高投資責任者(CIO)は「雇用統計もこれまでの一連の経済統計 と同じ内容を示している。つまり全体的に見て引き続き、米景気の 減速と政府の景気対策への信頼感欠如を示している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物12月限は前日比47.80ドル(2.6%)高の1オンス=1876.90 ドル。8月8日以来で最大の値上がりだった。

原題:Gold Rises Most in Four Weeks as