英国債(2日):10年債続伸、利回り2.45%-株安と建設業鈍化で

2日の英国債市場では10年債が 続伸。株安に加え、経済統計で英建設業の鈍化が示されたことから、 比較的安全とされる国債の需要が高まった。

10年債利回りは週間ベースで上昇。過去6週間で5週目の上げ となった。マークイット・エコノミクスと英国購買部協会(CIPS) がこの日発表した8月の建設業PMI指数は52.6と、7月の

53.5を下回った。政府発表の別の統計によれば、建設業受注は4- 6月(第2四半期)に16.3%減少。英株の指標となるFTSE100 指数は2%余り下げた。同日発表された米雇用統計で、8月の雇用者 数が前月から変わらずとなったことから、英国債は上げ幅を拡大した。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの債券ストラテ ジスト、ジョン・レース氏(ロンドン在勤)は「経済状況は現実に改 善していない。かなり危惧する内容のデータがまだ見られ、この先に 困難な時期がまだ控えているという懸念すべき兆候がある」と述べ、 「安全資産を投資家が再び探し始めるのは時間の問題だった」と続け た。

ロンドン時間午後4時8分現在、10年債利回りは前日比9ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.45%。前週末比 では5bp下げた。同国債(表面利率3.75%、2020年9月償還) 価格は0.775上げ110.465。2年債利回りは0.56%で、前日か らほぼ変わらず。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE