香港株(終了):ハンセン指数、5日ぶり反落-エスプリや利豊が安い

香港株式市場で、ハンセン指数 は5営業日ぶりに反落。週間ベースの上昇幅を縮めた。この日発表さ れる8月の米雇用統計で雇用者数の伸び鈍化が示されるとの見方から、 米景気の悪化懸念が強まっている。

米ウォルマート・ストアーズなどの小売企業に玩具や衣料品を 納入する香港のリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)は6.7% 下落。売上高の24%を国外で稼ぐ富士康国際(2038 HK)も安い。 香港に本社を置く国際航空会社、キャセイ航空(293 HK)は

1.8%安。衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)は 10%の値下がり。利益見通しを引き下げたことが響いた。

一方、不動産開発会社の信和置業(サイノ・ランド、83 HK) は0.5%高。2011年6月通期決算が大幅増益となったことが好感 された。

ペンガナ・キャピタルで運用に携わるティム・シュロダーズ氏 (メルボルン在勤)は「この日発表される米雇用統計への期待は比較 的低い」と指摘。「雇用創出と住宅価格をめぐる懸念が根強く、米景 気回復は依然として精彩を欠いている」と述べた。

ハンセン指数は前日比372.42ポイント(1.8%)安の

20212.91で終了。構成46銘柄中、値上がりは4銘柄だけだった。 週間ベースの上昇率は3.2%と、3月25日終了週以来の大幅な値 上がりとなった。ハンセン中国企業株(H株)指数は同2.4%安の

10664.45。