アジア株:7日ぶり反落、米雇用統計の発表控え-ソニーやトヨタ安い

2日のアジア株式市場で、MSC Iアジア太平洋指数は7営業日ぶりに反落。この日発表される8月の 米雇用統計では失業率が9%を超える水準に高止まりする見通しで、 同国の景気が鈍化しつつあることを示す新たな兆しとなりそうだ。

ソニーは4.3%の値下がり。対米輸出が減少するとの観測が背景 にある。トヨタ自動車とホンダも下落。米自動車市場で8月、両社の シェアが低下したことが響いた。欧州が最大市場である香港の衣料小 売企業エスプリ・ホールディングスは、利益見通し引き下げが響いて、 2年ぶり大幅安となる見通し。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時33分現在、前日 比0.9%安の124.31。今週の上昇率は3.3%に縮小している。値下が り銘柄と値上がり銘柄の割合は約2対1。日経平均株価の終値は前日 比110円06銭(1.2%)安の8950円74銭。

ペンガナ・キャピタルで運用に携わるティム・シュロダーズ氏 (メルボルン在勤)は「雇用創出と住宅価格をめぐる懸念が根強く、 米景気回復は依然として精彩を欠いている」と指摘。「この日発表さ れる米雇用統計への期待は比較的低い」と付け加えた。

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