商品相場:小麦や亜鉛中心に下落-製造業鈍化で需要減退観測高まる

商品相場は小麦や亜鉛を中心に下落 した。製造業活動の鈍化で原材料需要が減退するとの観測が高まった ことが要因。

商品24銘柄で構成するスタンダード・アンド・プアーズ(S&P) のGSCI指数はニューヨーク時間1日午後2時31分(日本時間2日 午前3時31分)現在、前日比0.5%低下し671.02。一時は0.8%下げ た。米国の需要鈍化の兆しを背景にロンドン市場の亜鉛相場は一時

2.9%下落。GSCI指数は200日移動平均線を下回り、一段の低下が 示唆されている。

ユーロ圏の8月の製造業活動は先に公表された数値以上に縮小。 中国物流購買連合会が発表した同月の製造業購買担当者指数(PMI) も2年5カ月ぶりの低水準付近にとどまった。スウェーデンや英国、 韓国、台湾の同様の指標も製造業活動の縮小を示した。

運用資産19億ドル(約1460億円)のヘルメス・コモディティー ズのアナリスト、マイケル・バンクス氏(ロンドン在勤)は電話イン タビューで「景気見通しは依然として不安定で、それが工業用金属と エネルギーセクターの下落につながっている」と指摘。「向こう1-3 カ月はこのような状態が続くと予想している」と述べた。