ゴールドマン:住宅差し押さえ問題でFRBと合意-リットン売却完了

米ゴールドマン・サックス・グルー プは子会社リットン・ローン・サービシングの売却の承認を得るため、 リットンによる住宅差し押さえに絡んで今後発生する罰金を米連邦準 備制度理事会(FRB)に支払い、ニューヨークの住宅ローンに関連 する5300万ドル(約41億円)の評価損を計上することで、FRBと 合意した。

FRBは1日の声明で、リットンの「不適切な行動と過失」に対 処するため、同社が2009年と10年に行った差し押さえについて第三 者による検証を実施するようゴールドマンに命じたことを明らかにし た。ゴールドマンの発表文によると、FRBおよびニューヨーク州監 督当局との合意が成立したことで、リットンのオクウェン・ファイナ ンシャルへの売却が完了した。

差し押さえ手続きの内容を担当者が自分で確認せずに正確さを保 証するサインをしたとして、リットンが責任を問われる事態を受けて、 ゴールドマンは住宅ローンの債権回収業務から撤退する。「ロボ・サイ ニング」と呼ばれるこうした慣行をめぐっては、一部の借り手が不当 に立ち退きを迫られたのではないかとの懸念を引き起こし、人員増強 や監視強化を求める声が上がっていた。

ゴールドマンは2007年に従業員1000人のリットンを買収したが、 今年に入って約2億ドルの評価損を計上。6月にオクウェンに2億 6370万ドルで売却することで合意した。