英国の新銀行規制、実施に移されるのは早くて2015年-関係者

英銀行独立委員会(ICB)の国 内銀行に対する規制案が実施に移されるのは早くて2015年だと、協 議に詳しい関係者が明らかにした。

非公開協議だとして匿名で語った同関係者によれば、新たな規制 導入の時期を18年とすることも話し合われたという。

また、政府当局者1人は、規制に絡む問題は複雑なため、手続き は数カ月ではなく数年かかるとも説明。これを受け、1日の英株式市 場では、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RB S)やロイズ・バンキング・グループ、バークレイズがブルームバー グ500銀行指数で上昇率上位を占めた。同指数は46銘柄で構成す る。

ICBは9月12日に最終報告を発表する。銀行や業界ロビイス トは脆弱(ぜいじゃく)な英景気回復を引き合いに、新規制の実施延 期を主張してきた。ICBは4月に、国内大手銀に対し資本増強を勧 告。また、万一に備えて秩序ある破綻の計画を策定し、銀行救済に公 的資金を注入することが今後ないよう消費者向け部門に垣根を設ける ことも求めていた。

こうした提案を実施に移すための法案は上下両院での承認が必要。 その後にエリザベス女王の裁可を経て法律となる。このプロセスは通 常、政府提出法案として確立されてから数カ月かかる。

ロンドン時間午後2時23分現在、RBS株は前日比7.4%高の

26.07ペンス。ロイズは5.1%上昇して35.3ペンス、バークレイ ズは4.4%上げて178.3ペンスで推移している。