米大統領:雇用対策に関する議会演説の1日延期に同意-8日実施

オバマ米大統領は、雇用対策に 関する上下両院合同会議での演説を1日延期することに同意した。ベ イナー下院議長との意見対立を解消した。

ホワイトハウスは31日の声明で、大統領は当初の予定より1日 遅れとなる9月8日に演説できる「機会を歓迎する」と表明。7日夜 は共和党の大統領選候補指名争いに名乗りを挙げている候補者による 討論会と重なる。大統領の演説に備える十分な時間がないとして、ベ イナー下院議長が反対していた。

オバマ大統領による合同会議演説の要請が公の場で拒否されるの は前例がないが、ベイナー議長は9月8日の方が良いと説明した。8 日は米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)シーズンが開幕す る日で、昨年の王座決定戦スーパーボウルで優勝したグリーンベイ・ パッカーズの試合が行われる。

ハーバード大学センター・フォー・パブリック・リーダーシップ 所長で、レーガン、クリントンの両元大統領らの顧問を務めた経験が あるデービッド・ガーゲン氏は延期合意の発表前のインタビューで、 「雇用に関する大事な議論を演説の日程をめぐるおかしな議論に持ち 込んでおり、世界の真面目な人たちはそれを見て『何をやっているん だ』と話している」と語った。