元ゴールドマン幹部、米SEC入り前に5750万ドルの所得

米ゴールドマン・サックス・グ ループの資産運用部門を昨年末に退社し、今年、米証券取引委員会 (SEC)の投資管理部門の責任者に就任したアイリーン・ローミン ガー氏は、SECの歴史で最も資産に恵まれている職員の一人である ことが分かった。

ローミンガー氏は、2010-11年の金融資産に関する情報開示文 書で、ゴールドマンからの所得として5750万ドル(約44億2000万 円)を報告。また10年初め以降、230万-1320万ドルの投資収入が あった。資産額は930万-3130万ドル。資産は具体的な金額でなく、 レンジの形で報告される。

ゴールドマンの資産運用部門、ゴールドマン・サックス・アセッ ト・マネジメント(GSAM)に11年勤務したローミンガー氏は昨 年12月、グルーバル最高投資責任者(CIO)のポストを最後に退 職。1月の指名を受けたSECでの現職では投資信託業界を管轄する ほか、金融規制改革法(ドッド・フランク法)に基づき新たにヘッジ ファンドの監督も担う。

同氏は開示文書で、10年1月から11年7月までにゴールドマン から受け取った報酬として4680万ドルと1070万ドルが記載されてい る。報酬の対象期間は明らかでなく、給与や退職手当などの内訳は明 記されていない。同氏は資産開示についてコメントを控えた。SEC の報道官によれば、同氏のSECの一年目の給与は約22万ドルとい う。