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EU大統領:イタリア、スペインへの市場リスク評価「ばかげている」

欧州連合(EU)のファ ンロンパイ大統領は、ベルギー紙タイトに掲載されたコラムで、 市場がイタリアとスペインをデフォルト(債務不履行)リスク が最も高い国の一部と見なしていることは「幾分ばかげている」 との見方を示した。

ファンロンパイ大統領は、「市場による現在のリスク評価」 は「基本的変数とは完全に別のものであり、これらの国がクレ ジット・デフォルト・スワップ(CDS)でデフォルトリスク が最高ランクに分類されているのは幾分ばかげている」と指摘 した。

国際通貨基金(IMF)は29日付のリポートで、スペイ ンが「危険域」にあり、欧州債務危機の波及を阻止するために 経済再編の勢いを維持する必要があるとの見解を示した。米格 付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーデ ィーズ・インベスターズ・サービスがイタリアの格付けを引き 下げる可能性があると警告したことを受け、同国の債券市場へ の信頼感はここ2カ月間に後退している。

CMAによると、5年物イタリア国債のCDSスプレッド は月初から29日までに78%上昇し316bpに、同年限のスペ イン国債は同期間に42%上げて365bpとなっている。

ファンロンパイ大統領は同紙に対し、前回のユーロ圏首脳 会議(サミット)以降に両国の借り入れコストが上昇している ことは「驚きだ」と表現。全ての変数が「逆の方向」を指して いると説明し、「ギリシャは固有の状況にあり、ユーロ圏の他 の諸国の状況と比較可能ではない点を強調しすぎることはない」 と述べた。

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