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今週の米指標:7月の非農業部門雇用者数、前月比9万人増の予想

今週発表の米経済指標では、7月 の雇用者数の伸びが失業率を押し下げるには十分でなく、米連邦債務 上限引き上げ協議への不安と消費支出鈍化で雇用主の自信が揺らいで いる状況が示される見通しだ。

米労働省が5日発表する7月の雇用統計で非農業部門雇用者数は、 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト62人の予想中央値 で前月比9万人増の見込み。6月は同1万8000人増と、今年に入って 最も小幅な伸びだった。ただ失業率は9.2%(61人の予想中央値)と、 前月と同水準が予想されている。失業率はここ3カ月連続で上昇して いる。

雇用不足は消費支出の一段の減少につながる恐れがあり、景気回 復中断のリスクを高めている。連邦債務上限引き上げをめぐる与野党 協議の難航や、上期(1-6月)の成長率が予想外に鈍かったことを受 け、S&P500種株価指数は先週3.9%安と、週間ベースで1年ぶりの 大幅な下げだった。

INGバンクのシニアエコノミスト、ジェームズ・ナイトリー氏 (ロンドン在勤)は「現在のあらゆる不確実さが、引き続き企業と家 計を慎重にさせるだろう」と指摘。「こうした環境下で雇用が大幅に増 える可能性は乏しい。景気の弱さが続いていることがリスクだ」と述 べた。

民間部門の雇用者数は前月比11万5000人増となる見込み。6月 は同5万7000人増だった。

非農業部門雇用者数は予想通りであれば、5-7月は月平均で前 月比4万4000人増となる。2-4月の月平均は21万5000人増だった。

ISM指数

米供給管理協会(ISM)が1日発表する7月の製造業景況指数 は54.5と、6月の55.3から低下する見込み。同指数は50を上回ると、 製造業活動の拡大を示す。

米商務省が3日発表する6月の製造業受注額は、前月比0.8%減が 予想されている。5月は同0.8%増だった。

ISMが同日発表する7月の非製造業総合景況指数は53.7と、前 月の53.3から上昇するとみられている。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

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