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玄葉国家戦略相:原発依存度下げプロセスは「リアル」に考えるべき

玄葉光一郎国家戦略担当相(民主 党政調会長)は31日午前、NHK番組「日曜討論」で、政府のエネル ギー需給安定策と中長期のエネルギー戦略について、脱原発を求める 福島県民の感情に理解を示した。その上で、「ただ、日本全体としては 依存度を下げていくプロセスをリアルに考えていかなければいけない」 と述べ、現実的な対応が必要との考えを明らかにした。

玄葉氏は同番組で、東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえ た政府のエネルギー需給安定策について、「短期対策と中長期対策の2 段構えで行こうと思っている。来年の夏は一番つらいといわれている が、電力不足も起させないし、電力価格の上昇も起させないための対 応を万全に行いたい」と語った。

同氏はまた、同番組で浅尾慶一郎氏(みんなの党政調会長)が日 本の電力コストが韓国の3倍であると指摘したのに対し、「コストは聖 域なき検証を行う」と答えた。そのために経済産業省と協力していく とし、検証の結果、「新しい日本の成長戦略に資する産業を育てること ができる」との考えを示した。

菅直人首相が期待していた企業の自家発電などの「埋蔵電力」に ついては、企業が「実際には自ら使ったり卸したりしていてそれほど ない」としつつも、「夜間の電力を蓄電池に貯めて、ピーク時に使うこ とは可能」と指摘。その上で、「これを第3次補正予算や2012年度予 算でしっかり行っていく。第3次補正予算は実は復興予算プラスエネ ルギー予算だ。そのようにしていけば、短期の対策は十二分にできる と考えている」と語った。

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