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英国債(29日):上昇、消費者信頼感の低下で-米債務問題で逃避需要

29日の英国債相場は上昇。英 消費者信頼感が低下し、イングランド銀行(英中央銀行)は利上げを 先送りするとの見方が強まったほか、米議会が債務上限引き上げで合 意できないとの懸念から比較的安全な資産に資金を逃避させる動きが 強まった。

10年債利回りは過去最低まで8ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)に迫った。今月は昨年8月以来で最大の低下となって いる。英調査会社GfK・NOPのこの日の発表によると、7月の英 消費者信頼感指数は5ポイント低下しマイナス30。

RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、サム・ヒ ル氏は「最近の弱いデータと米債務上限についての決定の遅れが市場 参加者をいらいらさせている」と話し、過去最低に近い英10年債利 回りについては「ユーロ圏と米国での事態を前に、英国債が安全な逃 避先として存在感を強めていることを示している」と説明した。

10年債利回りはロンドン時間午後4時18分現在、前日比10b p低下し2.87%。過去最低は2010年8月25日に記録した2.79%。 同国債(20年9月償還、表面利率3.75%)の価格は0.79上げて

107.01。2年債利回りは3bp下げ0.64%となった。先週末から は7bpの低下。

英国債のパフォーマンスは今月、米国やドイツの国債を上回った。 ブルームバーグと欧州証券アナリスト協会連合会(EFFAS)がま とめた指数によると、英国債の今月のリターン(投資収益率)はプラ ス2.8%。これに対し、ドイツ国債と米国債はそれぞれ2.6%と

1.2%。

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