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米GDP速報:第2四半期1.3%増、消費失速-耐久財4.4%減

米商務省が29日発表した第 2四半期(4-6月)の米経済成長率は、市場予想を下回った。第 1四半期の成長率は下方修正され、伸びはほぼ停滞した。消費者の 支出切り詰めが経済成長を抑制している。

第2四半期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年 率)速報値は前期比年率1.3%増だった。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたエコノミストの予想中央値は1.8%増。第1四半期は

0.4%増と、前回発表時の1.9%増から大きく下方修正された。

第2四半期の個人消費は前期比年率0.1%増と、2009年6月に 景気後退の谷を経過した後、最も低い伸びにとどまった。特に自動 車など耐久財の消費が4.4%減少した。

BNPパリバの北米担当チーフエコノミスト、ジュリア・コ ロナド氏(ニューヨーク在勤)は、「米国経済は、極めて緩やかな 経済成長というシナリオから抜け出せない」と述べ、「消費者はま だ非常に慎重で、消費が弱い。政策当局者にとってこれはかなり厳 しい内容だ」と続けた。

商務省はまた、2003年までさかのぼりGDP数値を改定した。 それによると、2007年から2009年まで続いたリセッション(景気 後退)はこれまでの想定以上に深刻だったことが分かった。2007年 第4四半期から2009年第2四半期までの米経済は5.1%縮小した。 改定前の統計では4.1%縮小とされていた。

物価上昇は加速

食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)価格指数は 前期比2.1%上昇と、2009年第4四半期以来で最大の上昇率だっ た。前四半期は1.6%上昇だった。

第2四半期のGDPにプラス寄与した項目は主に企業投資と 純輸出だった。工場やオフィスビルなどの構築物、さらに機器など への投資がGDPを0.6ポイント押し上げた。純輸出も0.6ポイ ントのプラス寄与。 在庫投資はプラス0.2ポイントだった。

第2四半期は政府支出のマイナスが続いた。特に州・自治体の 支出は前期比年率で3.4%減少した。一方、連邦政府支出は、非国 防関連支出が7.3%減と大きく縮小したものの、国防支出が7.3% 増加したことで、2.2%のプラスとなった。

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