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ツガミ株午後一段安、今期利益計画は期待届かず-大口受注期待後退

工作機械メーカーのツガミ株が、 午後に入って一段安。未定としていた今期(2012年3月期)の連結営 業利益を公表したが、前期比減益予想で事前の市場予想には届かなか った。過度の業績期待が後退する格好で、売り圧力が強まった。

株価は前日比8.8%安の466円まで下げ、午後2時11分時点では 東証1部の下落率4位。午前終値は前日比2.3%安の499円だった。

同社が午前11時に発表した業績計画によると、今期の連結営業利 益は前期比3.5%減の36億円となる見通し。東日本大震災後の生産に は支障が出なかったが、為替の円高や中国の金融引き締めによる減速 懸念などで先行きを楽観できないという。ブルームバーグが集計した アナリスト予想平均値は42億8800万円だった。

今期営業利益を55億円と予想しているコスモ証券の鳥居寛アナ リストは、「市場では高機能携帯電話(スマートフォン)やタブレット に関連した大口受注への観測があり、それが通期計画に反映されると の期待感があった」と指摘。しかし、今回の開示では会社側が既に受 注の状況が固まったものだけを予想に反映したようで、会社計画は結 果的に期待されたほどの数字ではなかった、と話していた。

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